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患者参加型シンポジウム「どうする“用語問題”」まもなくレポートを掲載します

こんにちは🍀候補者不在により再び事務局長に就任した仰木みどりです。 今年度は各メンバーの状況を考えて例年よりも控えめに活動しております。

なかなか情報発信できていませんが、細々ながら会は継続中ですのでどうぞ引き続きよろしくお願いします。

大変遅くなり申し訳ない限りですが、去る7月27日(土)、新潟大学小児外科主幹の第20回日本血管腫血管奇形学会学術集会において開催された患者参加型シンポジウム「どうする“用語問題”」に参加しました。

詳細については現在関係機関に内容確認を依頼中ですので確認が取れ次第本ブログに掲載予定ですが、シンポジウムに参加してみて医学・医療者側も厚労省側も「奇形」という用語の使用はすでに避ける方に向かっていることがわかりました。昨年アンケート調査を行った時には見えなかった状況や知るすべのなかったこれまでの関係機関内部における「奇形」を巡る経緯を把握できたことは大きな収穫でした。

疾患名を見直す動きというのは日本に限らず世界中で起きています。 当会医師会員から以下の情報が寄せられました。


2023年6月、米国肝臓病学会、欧州肝臓学会がNAFLD(Non-alcholic fatty liver disease :非アルコール性脂肪肝炎)と呼んでいたものからMASLD(metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease:代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)への名称変換がありました。日本の肝臓学会も2023年9月にその名称変換に追随しました。これに伴ってNASH(non-alcholic steatohepatitis:非アルコール性脂肪肝炎)と呼んでいたものもMASH(metabolic dysfunction-associated steatohepatitis) と名称変更になりました。名称変更の理由は、fatty やalcholicといった言葉が差別的にとらえられるということです。糖尿病もダイアベティスへの名称変更を提案されています。

時代の変化と共に言葉が変わるのは世界共通です。 当会は引き続き疾患名「リンパ管奇形」見直しを訴えてまいります。


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